いま、秋田村から vol.6(PDFデータ/ダウンロード用)

秋田の手仕事を紹介するフリーペーパー「いま、秋田村から」vol.6 のPDFデータです。
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vol.6 の特集は、「夫婦でつなぐ削り花」。
秋田県大仙市でお彼岸に備える「削り花」を作る 鈴木三郎さんと恭子さんご夫婦を紹介しています。本紙後半では、各地の「削り花」について調査・考察しています。


p.1 表紙
p.2 はじめに
p.3 夫婦でつなぐ削り花 
    ・作り始めたきっかけ
    ・文化を継続するために
p.4 どうやって作る?制作工程
p.5 鈴木さんご夫婦の写真
p.6 削り花について
    ・各地の習俗と木の神秘性
    ・ビビットカラーと雪国の春
p.7 みんなの地域の削り花&ケズリカケ・イナウ
p.8 あとがき


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はじめに

秋田の冬はとても長い。家も道路も、雪にすっぽり覆われて、白とグレーで構成された水墨画のような世界が広がります。
  
だからこそ、うららかな春の訪れは愛おしい発見の連続で、道端に生えた小さな野草さえも輝いて見えます。春の彼岸は、身も心も少しだけ軽くなったそんな時期に訪れる行事。無事に春を迎えられたことに感謝しながら、ご先祖様に手を合わせます。
 
この時、お墓に供えるのが「削り花」と呼ばれる造花です。生花の代用品として作り始められたと言われており、鮮やかな色彩が目を惹きます。
 
秋田の手仕事を紹介する本誌、今号は秋田県大仙市で削り花を作る鈴木三郎さんと恭子さんの取り組みと、削り花の文化についてご紹介します。

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<参考図書>
秋田県角館町 「角館誌 第九巻(民俗行事・個有信仰・童揺編)」 角館刊行会 1985年
今石みぎわ・北原次郎太 「花とイナウ」 北海道大学アイヌ・先住民研究センター 2015年
瀬川拓郎 「アイヌの世界」 講談社 2011年
折口信夫 「折口信夫全集2」 中央公論社 1995年


<制作・発行>
ナウビレッジ 編集:今村香織(秋田県仙北市角館町上菅沢2-46)

<発行日>
2021年5月、全8ページ

<データ情報>
PDFデータ(全8ページ)
容量 18.4MB

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